辛くてどうしようもなかった私に光が差し込んだ
今日は辛くてどん底にいた私に小さな光を与えてくれたものについて話したいと思います。
ちょっとだけ私の話をさせてください。
私は子どもが生まれてから、不安の塊になっていました。
今ではないどこかへ意識が向かって、心配の種を常に探しに行ってはありもしない未来を恐れていました。
例えば
- 息子が重い病気になったら…
- いじめられたら…
- 迷子になったら…
- 誘拐されたら…
- 夫に何かあって生活が苦しくなったら…
数え上げたら切りがありません。その当時はそれが母親になったら当たり前なんだろうと思っていました。
私の中の小さな不安や恐れが暴れ始めたのは、ちょうど子どもが幼稚園に入学したころからでした。
きっかけはよくあるママ友問題なんだと思いますが、私相当に追い詰められまして。ボーっとしてる時にハッと気づいたら「どうやって死のうか」と楽に死ねる方法を探していたんです。無意識に。
当時は「あのママさんさえいなければ」と思っていたんですが、自分の心がもしかして病気になっているかもしれないと思い至ってから、色々ネットで調べるようになりました。
お願いすればその通りになる
何のきっかけかは覚えていないのですが、amazonか楽天などで本の検索をかけていて見つけた本でした。本の紹介文には、何でもお願いすれば願い事は叶うと書かれていました。レビューを読んでもその効果に肯定的なものが多かったです。
私は藁にもすがる思いでその本をすぐに購入し、読み始めました。
本のタイトルは「宇宙に上手にお願いする法」。ピエール・フランクさんという方の著書です。(クリックすると楽天市場に飛びます)
これが私の中の、新しい世界への扉を開けた瞬間でした。
引き寄せの法則ってご存じですか?これは物理で説明できるらしいのです。以下本からの抜粋です。
この世にエネルギー以外のものは存在しません。物質も私たちもエネルギーでできています。考え、感情、心、それから身の回りの出来事や状況も、すべてエネルギーから成り立っているのです。
①エネルギー保存の法則
生命全体を支える物理の法則があります。
「すべてはエネルギーでできており、さまざまな形に変化する」
[中略]
エネルギーを意識的に導き、望んだ形にすることができるのです。考えていることが現実になるのです。
②共鳴の法則
同じものは常に引かれ合う、といわれています。
[中略]
波動は、私たちの考えや振る舞いにも共鳴します。これはポジティブなことでも、ネガティブなことでも同じです。
つまり、私たちの頭の中で考えていることは現実になるということです。
不安で頭の中がいっぱいなら、不安でいっぱいの現実を引き寄せることになるのです。
逆にいつも楽しく満たされていれば、ますますそのような現実を引き寄せるということになります。
この本では、宇宙に願い事をすればその願いはリクエストした通りに叶うと書かれています。
お願いはポジティブな気持ちで、必ず「肯定文」で。例えば「~になりませんように」ではダメなんです。「~になります」とお願いしなければなりません。
なぜなら宇宙は否定形を知らないからだそうです。「貧乏になりませんように」ではなく「私はお金持ちです」と願うのが正解です。ちょっと私たちのお願いの仕方とは違いますね。
この本に沿って、私もお願いしていました。当時は人間関係で悩んでいたのでお願いしたいことはいっぱいありました。ところがです、私はお願い事は「今日の幼稚園のお迎えはとても穏やかに迎えられます」と肯定文でできるのですが、心の中では「あの人に会いたくない」「あの人に誘われたくない」とか否定文で満載なものですから、なかなかうまくいきませんでした。
でも「駐車場が開いてますように」とか「高い美顔器が手に入りますように」とかは叶いました。あと今でもちょこちょこお願いしてます。叶った後は「ありがとうございます」と必ず感謝の気持ちを口にしていました。
このように心からその現実を願うことで、それは実現するということを目の当たりにした私は、救われる思いでした。
とにかく悩みは外からやってきて、環境が変わらないと地獄は続くと思っていましたから。
それはどうやら違うらしい。私の心の中が変われば、この状況は好転するかもしれないと信じられるようになったのですから。
ここから、私の内面の世界への長い旅が始まりました。
長くなってしまうので、今日はここまでにしたいと思います。
またお付き合いいただけたら嬉しいです。